たばこの警告表示

1年ほど前からたばこのパッケージデザインが著しくダサくなりました。

これはパッケージの下半分に記載される「タバコを吸うと死ぬ」といった内容の警告表示の大きさが、従来の30%から50%に変更された為です。現状ではパッケージの下半分を文字の羅列が占めています。

そもそもたばこが健康に悪いということを知らない成人がこの日本にいるのでしょうか。

学校でもテレビでもネットでも散々たばこの害について嫌がらせのように論じられる昨今において、初めてたばこを手にした人間が「たばこって健康に悪いのか!知らなかった!」と驚き、警告文の存在に感謝するということがあるのか。

だいたい警告表示の面積を20%拡大したところで「表示が大きくなったおかげで警告文の存在に気づきました!」なんて人はいないはずです。30%だってけっこうな面積を占めています。「30%だと見逃しちゃうけど50%あれば気づくよね」なんて、そんな人間はいないです。つまり警告表示を大きくすることに意味はない。

教育水準の高い日本において、警告表示の存在意義自体が極めて疑わしいというのに、まして警告表示の拡大など本当に無意味です。ただの嫌がらせです。

このままいけば最終的には警告表示だけになるかもしれません。そうなったらもうコンビニでたばこを注文することすら困難になります。

「セブンスターください」

「何番ですか?」

「警告表示しか書いてないから分かりません」

コンビニ店員との不毛な争いが増えます。

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