埼玉県でも受動喫煙防止条例が可決

埼玉県議会が東京都の条例をマネして「受動喫煙防止条例」を可決しました。東京都はオリンピックの為という口実もありましたが、埼玉県はただ東京のパクリをしただけで、得意の仕事をしたふりです。

条例の内容は都条例とほぼ同じです。2021年4月より施行されます。

受動喫煙防止という目的自体は理解できます。たばこと肺がんの関係に不可解な点があることなどはいったん置いておいて、単純に非喫煙者がたばこの煙を吸うのは嫌だろうし、別に喫煙者からしても他人に煙を吸わせようとは思っていないからです。

しかし「分煙」がダメな理由がわかりません。

ひとむかし前のような仕切りもなにもない、煙がモクモクと漂う飲食店というのはほとんど無くなってきています。多くの愛煙家もそのような環境を望んでいるわけではなく、煙がほとんど外にでないようなブースを設置したうえで、食事をしながら煙草を嗜める環境を望んでいるにすぎません。

現在の分煙技術はとても進歩していて、ほとんど煙が漏れないような仕組みをつくることは十分に可能です。

むしろ今後、分煙環境を認めない条例が制定されていくと、分煙技術の進歩を止めることにつながっていきます。

埼玉県議会は都条例のコピーを可決して仕事をしたふりをするのではなく、もうすこし飲食店や喫煙者のことも考えたうえで条例を制定してもらいたいです。

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